会期 2018年12月9日(日)  
 会場 沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)
※2018年12月7日(金)〜8(土)に第35回日韓泌尿器科会議を開催します。
 
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 8,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 13,000円
    第35回日韓泌尿器科会議へご参加の方は、本研究会に無料でご参加いただけます。第35回日韓泌尿器科会議からご参加予定の方は、本研究会のお申込書をご利用されず、10月1日以降、第35回日韓泌尿器科会議のサイトから登録を行ってください。
 申し込み方法 : 第10回研究会パンフレット・申込用紙 こちら
  
 プログラム
10:00~10:10 開会挨拶

10:10~11:10(60 分)
 セッション1『Fotona Smooth(R) Laser を使用したアンチエイジング治療』
 座長:宮田 成章(みやた形成外科・皮ふクリニック院長)
 奥井 伸雄(よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長)
1.スムースレーザーの基礎と臨床「なぜスムースレーザーなのか?何に効くのか?」
 演者(講演 20 分):Adrian Gaspar(アルゼンチンメンドーサ大学医学部婦人科准教授)
スムースレーザーとは、フォトナ社(スロベニア 1964 年創立)の特許技術であるSMOOTH テク ノロジーを使用して開発された Non Ablative Long Pulse Er:YAG レーザー(波長2940nm パルス 幅250msec)である。私は過去15 年間世界各地の教育機関及び企業と協力し低侵襲な女性泌尿器 のアンチエイジング治療を研究してきたが、その中でFotona SMOOTH レーザーを使用すること により、Genitourinary Syndrome of Menopause 及び様々な泌尿器疾患を低侵襲かつ効果的に1 台 のレーザーで治療する方法を確立することができた。また、このテクノロジーは、膣・尿道といっ た泌尿器器官だけでなく口腔粘膜・眼瞼結膜などの全身の粘膜及び皮膚に対しても効果的に作用 し、全身の様々な加齢症状の治療にも応用できることがわかった。
本日は、SMOOTH レーザー治療のメカニズムについて解説するとともに、日韓泌尿器会議で発表 した4演題「ノンアブレーティブエルビウムヤグレーザーの経腟照射による腹圧性尿失禁治療の3 年間の経過観察報告」「膣萎縮症に対するホルモン補充療法とレーザー治療の効果の比較」「GSM に対する経尿道レーザー治療」「経尿道レーザー治療による若年患者における前立腺痛の管理」つ いて解説する。また、世界におけるレーザーアンチエイジング治療のトレンドについても紹介しよ うと思う。
2.美容は最大の予防医学である。FOTONA でできるFACE の若返り
 演者(講演 10 分):田中優子(田中病院院長)
2015 年のFacial Aesthetic Conference and Exhibition においてFACE とは顔のみならず女性器ま でを対象として扱っていることに驚いた。FACE とは表面という意味で顔から性器まで含むのが欧 米の美容医療の考え方になってきているようだ。たしかに女性器のコンプレックスにより恋人を作 れなかったり結婚に行き着くことをあきらめる女性は多くいる。また中高年になって性器の色、陰 唇のたるみ、色、尿失禁のために人生の楽しみをあきらめてしまう女性が多くいる。性器の外観は 顔と同じように大事な見かけなのである。
FOTONA はメスを入れないでできる女性器の若返りとして救世主的な役割を果たしている。しか し今回私はFACE としての女性器並びの顔の部分の若返りと髪の増毛についてご紹介したいと思 う。いずれもFOTONA による血管再生の著しい効果についての報告である。
3.非アブレーション型 Erbium YAG laser 照射による泌尿器抗加齢医学の入門
 演者(講演 20 分):奥井 伸雄(よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長)
レーザー尿失禁治療のトップランナーであるアルゼンチン・メンドーサ大学教授のエードリアン・ ガスパー先生(婦人科医)とともに、泌尿器科と婦人科の両面からご紹介します。 本研究会で、私とガスパー先生の 2 人のデータで用いるデバイスは、日本では未承認ですが、EU (ヨーロッパ連合)から尿失禁治療機器として、FDA(米国)から生体使用許可機器として認めら れているものです。
レーザー尿失禁治療は、急成長している分野で、本デバイスの他に、アブレーション型、CO2 レ ーザーなどがありますが、本年 FDA から重要な勧告がありました。そのひとつに副作用調査を慎 重に行うことがありました。私とガスパー先生の扱うデバイスは、副作用が少なく、勧告対象から 外れましたが、今回 FDA は自ら学会発表に参加するなど、レーザー尿失禁治療を、慎重かつ確実 に育てたいという意思を表わしています。
今回は、2018 年に World J Urol よりハイライト論文として発表させていただいた私の論文 “Comparison between erbium YAG laser therapy and sling procedures in the treatment of stress and mixed urinary incontinence”を中心にレーザー治療の入門を詳しくご説明いたします。
4.質疑応答(10 分)

11:10~12:00(50 分)
セッション2『メンズヘルスの新しい展開』
 座長:辻村 晃(順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科教授)
1.女性からみたアンドロゲンの栄養代謝学的意義
 演者(講演 20 分、質疑 5 分):岩佐 武(徳島大学病院地域産婦人科診療部特任准教授)
性腺ホルモンは生殖機能の維持の他、栄養代謝調節機能など複数の神経・生理機能に関わる。女性において エストロゲンは適正な栄養代謝機能の維持に重要な役割を果たす。一方、性成熟期の女性においてアンドロゲ ンは摂食量や脂肪量を増加させ栄養代謝疾患の発症リスクを高めるが、閉経後女性におけるアンドロゲンの作 用については一定の見解が得られていない。我々はエストロゲンとアンドロゲンの相互作用という観点から動物実 験を行い、アンドロゲンがエストロゲン存在下では摂食量・体重・脂肪量を増加させるのに対して、エストロゲン非 存在下ではこのような作用を及ぼさないこと、およびこれらの事象に中枢・末梢における複数の因子が関わることを 明らかにした。これらの結果から、女性においてアンドロゲンはエストロゲンの作用を阻害することで栄養代謝疾患 のリスクを高める可能性が示唆された。また、我々は DOHaD の観点から実験を行い、アンドロゲンの栄養代謝に 対する作用が胎仔期の低栄養環境によって増強されることを明らかにした。この変化は低栄養環境下での生存 には有利に働くが、飽食の現代においては栄養代謝疾患の発症リスクをより高める要因になると予想される。これ らの研究結果は、生殖医療、更年期医療、性差医療において、疾患の病態解明や治療法の確立の一助にな り得ると考えられる。本講演では一連の研究について紹介する。
2.Y 染色体と Men’s Health
 演者(講演 20 分、質疑 5 分):
 深見 真紀(国立成育医療研究センター分子内分泌研究部部長)
Y 染色体が男性の性決定と妊孕性に必要不可欠であることはよく知られている。われわれは、一般 集団を対象とする遺伝学的解析を行い、Y 染色体構造に従来想定されているよりも複雑な構造多型 が存在すること、および、古くから知られている Y 染色体 AZF 領域の微小欠失より微小重複の方 が精子形成障害のリスクとなりやすいことを見出した。
近年海外の研究者によって、健常男性の加齢現象として体細胞における Y 染色体喪失が生じること が報告された。さらに、加齢性 Y 染色体喪失が早期死亡や発がん、アルツハイマー病のリスクとな ることが明らかとなった。したがって、加齢後も全身の細胞で Y 染色体を維持することが、男性の 健康を維持するうえで重要であると推測される。また、モザイク Y 染色体欠失が小児や若年男性で 生じた場合、成長障害や不妊症の原因となる可能性がある。本講演では、Y 染色体の観点から生涯 にわたる男性の健康について議論したい。

休憩(10 分)

12:10~12:55(講演 40 分、質疑 5 分)
 ランチョンセミナー『PDE5 阻害薬が切り開く未来 -泌尿器抗加齢医学への貢献-』
 共催:日本新薬株式会社
 座長:堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学教授)
 演者:松本 成史(旭川医科大学教育研究推進センターセンター長・教授)
本研究会のテーマは、「沖縄の食と文化からアンチエイジングを考える」であるが、沖縄は言わず と知れた長寿の土地であることから、沖縄食を中心に長寿の原因解明が試みられ、これまでに様々 な知見が得られてきた。一方で、戦後のアメリカ型食の流入による“沖縄クライシス”と言われる 現状の健康問題も経験している。
加齢に伴う泌尿器科疾患は様々であるが、下部尿路機能障害や性機能障害は代表的疾患であり、そ の背景として血管/血流障害が考えられている。血管/血流障害を引き起こす要因としては、酸化ス トレス、炎症、動脈硬化などが知られているが、沖縄の食と文化はこれらと拮抗する作用を秘めて いると推察される。
本セミナーでは、沖縄の食と文化と PDE5 阻害薬の作用との共通点を探りつつ、PDE5 阻害薬が泌 尿器抗加齢医学に貢献できるのか? その果たす役割とは? を最新のエビデンスを基に考察し、 PDE5 阻害薬が切り開く未来について発表したい。

休憩(10 分)

13:05~13:55(講演 40 分、質疑 10 分)
セッション3『皮膚から始まるアンチエイジング-美容皮膚科で生きる漢方-』
 座長:井手 久満(獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科准教授)
 演者:野本真由美(野本真由美スキンケアクリニック院長)
漢方医学は、中国から伝わった医学を元に日本独自の発展を遂げた「日本の伝統医学」である。ラ イフスタイルの変化により、自律神経や内分泌、免疫のバランスが乱れることにより心と体の不調 を訴える患者は多いが、生体を整えることが得意な漢方医学を用いれば「病気」を診る視点から「人」 を診る視点にかわり、様々な不調に対応することができる。
「皮膚は全身を映す鏡」と言われることがあるが、漢方薬は皮膚のアンチエイジング治療時にも役 に立つ。レーザーや光、注入や手術などの治療で高い効果を出すためには「どんな皮膚に治療をし ているか」を常に考える必要があるが、個々に適した漢方薬を飲むことにより血や水の流れを整え れば創傷治癒が促されやすく、安定した治療効果と副作用の回避が期待できる。ダウンタイムを好 まない日本人に適した美容治療は、漢方薬のような「生体側を整える」治療を取り入れることが大 切であると考える。当院の取り組みについてご紹介する。

13:55~14:45(講演 40 分、質疑 10 分)
特別講演『尿および血液メタボロミックスによるエージング測定および抗老化、糖尿病予防への展望』
座長:堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学教授)
演者:柳田 充弘(沖縄科学技術大学院大学教授、京都大学名誉教授)
近年、我が国では高齢化社会への移行がますます明確になるにつれ、老化やアンチエージングへの 社会的関心は高まっている。老化および抗老化については多くのアプローチが存在し、また研究目 標も周知のように多彩である。また世界的な関心も年ごとに高まってきている。わたくしたちは、 分裂酵母をモデル系としてヒト幹細胞の分裂・静止のメカニズムの理解に近づけないかという期待 をもち、細胞の包括的なメタボロミクス研究に 10 年ほど前から従事してきた。その過程で人個人 の血液の包括的メタボロミクスを開始することになった。そして、高齢者と若年者のサンプルを用 いた、老化度測定のアプローチが思いもよらない興味深い成果をもたらしてくれた(Chaleckis et al, PNAS 2016)。今回の講演ではその後の発展のうち本研究会参加者のかたがたに興味を持って頂け ると期待して、尿メタボロミックスの包括的解析からみた人老化度の測定についてお話ししたい。 さらに最近着手している老化関連疾病のうち糖尿病の予防・診断に利用できる新しい診断法さらに は症状改善へのアプローチについても触れたい。

休憩(10 分)

14:55~15:45(50 分)
セッション4『沖縄の食から世界へ』
座長:西沢 邦浩(日経BP総研メディカルヘルスラボ客員研究員)
1.宇宙飛行士から考える塩分と腎機能
 演者(講演 20 分、質疑 5 分):西山 成(香川大学医学部薬理学教授)
生命の維持のためには体液量やその組成が一定であることが必要である。食塩を多く摂ると水をた くさん飲むので、細胞外液中ナトリウムイオン濃度は一定となる。腎機能が正常な場合、水とナト リウムは一緒に尿中に排泄されるが、腎機能が低下すると両者が排泄できずに体液量が増えて浮腫 や高血圧を生じるとされている。
ところが、宇宙飛行士訓練プログラムにおいて長期間に渡って食塩を多く摂取させ続けた場合、予 想に反して水分摂取量が有意に減少した。動物実験における詳細なメタボローム解析により、食塩 の摂り過ぎが肝臓や筋肉でカタボリズム(異化)が生じて尿素産生が増加し、これが腎臓に蓄積し て、水分の再吸収量が調節されていることが明らかとなった。これは、肺魚やカタツムリが夏眠 (aestivation)する際に生じるからだの変化である。
このように、全身でナトリウムイオンが常に一定であるという概念は必ずしも正しくなく、臓器が 高食塩にさらされると様々な反応が生じることが明らかとなってきた。今回は、そのような新しい 塩のコンセプトについて紹介させていただければ幸いです。
2.沖縄の食やライフスタイルからアンチエイジングを考える
 演者:(講演 20 分、質疑 5 分):益崎 裕章(琉球大学大学院医学研究科
 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)教授)
1975 年における糖尿病 年齢調整死亡率の全国 47 都道府県ランキングで沖縄県の男性は 47 位、女 性は 45 位でした。その 30 年後の 2005 年、沖縄県のランキングは男女ともにワースト(1 位)と なりました。一世代に相当する 30 年という短期間に最善から最悪に滑り落ちた疾病構造の急変か ら学ぶことによって、世界に先駆けて超・超高齢社会(65 歳以上人口が全体の 28%を超える社会) に突入した我が国の生活習慣病対策やアンチエイジングの取り組みに活かすヒントがたくさん得 られると考えています。超・超高齢社会における 3 大疾病として重要視されているのが糖尿病・が ん・認知症です。この3つの病気は加齢で増加する多因子疾患であり、互いに重複するケースも多 く、肥満が共通のリスクファクターとなることが判明しています。本講演では沖縄の食やライフス タイルの現状分析から見えてきた食の嗜好性偏倚の分子メカニズムや IoT, AI を活用した行動変容 アプローチなどについて御紹介出来ればと思います。

15:45~16:35(50 分)
セッション5『アンチエイジングな食事術~男性医療を中心に~』
 座長:益崎 裕章(琉球大学大学院医学研究科
 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)教授) 1.日本人男性のための正しい食事を考える
演者(講演 20 分、質疑 5 分):西沢 邦浩(日経BP総研メディカルヘルスラボ客員研究員)
この発表では、男性の健康に寄与する可能性がある、最近の食に関するエビデンスをチェックして いきたい。患者数 1000 万人を超える糖尿病の予防という点では全粒穀物摂取量を増やすことでほ ぼ確実にリスクが下がるというエビデンスが多い(*1)。また全粒穀物は、その糠部分などに多 いフェルラ酸が認知症予防に役立つ可能性を示すエビデンスも複数登場している(*2)。前立腺 の健康面では、高圧抽出珈琲を 1 日 3 杯以上飲む男性は、1杯以下の人より前立腺がんになるリス クが約半分という報告やビール飲量が増えると前立腺がんリスクが高まるがワインではリスク増 加が見られなかったとする研究が(*3)。2014 年に発表された米国の国民栄養調査の解析で、中 高年期の高たんぱく食でがん死亡リスクが4倍という結果が出て衝撃を与えたが、このたびフィン ランドの男性コホートの観察研究で、中年期のたんぱく質摂取量が多いほど心不全リスクが高まる という結果が報告された(*4)。働き盛りの男性こそ、食事の質に気を付ける必要がありそうだ。
<出典>
*1 J Nutr. 2018 Sep 1;148(9):1434-1444.ほか
*2 日本認知症予防学会誌 2018;8(1):1-13.ほか
*3 Int J Cancer. 2017 Jul 1;141(1):72-82.
Prostate Cancer Prostatic Dis. 2017 Sep;20(3):305-310.
*4 Cell Metab.2014 Mar 4;19: 407-17.
Circ Heart Fail. 2018 Jun;11(6):e004531.
2.アンチエイジングなお酒の飲み方 〜ワインのアンチエイジング作用を中心に〜
演者(講演 20 分、質疑 5 分): 青木 晃(芝浦クリニック院長、レコール・デュ・ヴァン主任講師)
「酒は百薬の長、されど万病の元」という故事がある通り、飲酒と総死亡率の関係は J-カーブを示 すと考えられている。健康的な飲酒における適量に関しては人種間の違いや体質そのものの違いが 大きく関与するが、これまでに一応の研究・検討がなされてきている。厚生労働省が推進する国民 健康づくり運動「健康日本 21」によると、「節度ある適度な飲酒」は 1 日平均純アルコールにし て約 20g 程度(ビール;中瓶 1 本、日本酒;1 合、焼酎;0.6 合、ウイスキー;ダブル 1 杯、ワイ ン;グラス 2 杯)とされているが、酒の種類別の検討がなされているわけではない。
アンチエイジング医学的に考えた場合、単純なアルコール量だけではなく、ポリフェノール含有量、 有機酸量、糖質含有量やアルコール度数なども考慮して酒を嗜むべきである。
本セッションでは、ワインのアンチエイジング効果を中心にアンチエイジングな酒の嗜み方を紹介 する。

16:35~ 閉会挨拶
 会期 2017年12月10日(日)10:00〜17:00  
 会場 梅田スカイビルスペース36L(梅田)  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用)5単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 8,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 13,000円

第9回研究会パンフレットはこちら

第9回プログラム詳細はこちら

12月10日に第9回泌尿器抗加齢医学研究会を大阪、梅田スカイビルで開催いたしました。

昨年、一昨年に引き続き、本年も満席になるほどの大盛況となりました。座長およびご講演いただきました先生方、また、ご参加いただきました皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。

本研究会では、毎年「すぐに診療で使えるテクニック」 をコンセプトにプログラムを作成しておりますが、今年は、「抗加齢医学の未来を考える」を裏のテーマとし、4つのセッションと2つの特別講演を企画いたしました。

<プログラム>
 特別講演1『電気味覚の未来』
 特別講演2『ゲノムから探る日本人の成り立ち』
 ランチョンセミナー『男性医学2018』
 セッション1『コンディショニング』
 セッション2『腎臓・代謝のアンチエイジング』
 セッション3『泌尿器のアンチエイジング』
 セッション4『健康食品情報2017』

今年の特別講演は2つ。産業技術総合研究所の中村 裕美先生からは、『電気味覚の未来』として、電流で人間の舌に刺激を与える「電気味覚」について、食を楽しみながら健康を維持するために、このような最新の技術が依頼にどう活用されていくか、まさに未来の技術のお話をしていただきました。国立科学博物館副館長兼人類研究部長の篠田謙一先生からは、『ゲノムから探る日本人の成り立ち』とし、日本列島とその辺地域のゲノムデータを基にした日本人成立のシナリオをご紹介いただきました。

『コンディショニング』、『腎臓・代謝のアンチエイジング』、『泌尿器のアンチエイジング』、『健康食品情報2017』と、全身の話題から本分科会「泌尿器」分野の今年1年のアップデート、研究の最新情報を講師の先生方からご講演いただき、参加者の皆様と一緒にディスカッションが繰り広げられました。

本会世話人代表の堀江重郎からは『男性医学2018』とし、1.センサーによる行動の解析と「幸福感」、2.生物学的男性のコンディションを知る「精液」、3.脳を刺激する情報とホルモン、4.IThealthと男性の行動医学をテーマに、未来の抗加齢医学、未来のメンズヘルスをお話しいたしいたしました。

ご参加の皆様には、本研究会へご参加いただいたことで、日々の研究や診療に役に立つ、また、ヒントとなる情報をお持ち帰りいただいていましたら、大変うれしく思います。

来年の第10回泌尿器抗加齢医学研究会は、第10回記念大会として、2018年12月9日(日)に沖縄コンベンションセンターにて開催いたします。様々な催しを企画予定です。どうぞご予定ください。

本研究会のプログラムは、毎年、会員の皆様のお声を反映し、今聞きたいトピックをプログラムに組み込んでいます。「こういった研究があるが、日頃の診療ではどのように活用できるか?」など、お聞きになれた講演、講師の先生方いらっしゃいましたら、ぜひ、研究会事務局までご連絡をください。

 会期 2016年12月11日(日)9:00〜16:00  
 会場 梅田スカイビルスペース36L(梅田)  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用)5単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 8,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 13,000円

第8回研究会パンフレットはこちら

第8回プログラム詳細はこちら

12月11日に第8回泌尿器抗加齢医学研究会を大阪、梅田スカイビルで開催いたしました。

昨年に引き続き、本年も満席になるほどの大盛況!座長、ご講演いただきました先生方、ご参加いただきました会員の皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。

本研究会では、毎年「すぐに診療で使えるテクニック」 をコンセプトに、「メンズヘルス」と「全身のアンチエイジング」の2本柱でプログラムを作成しております。今年は、3つのセッションと3つの講演を企画いたしました。

<プログラム>
 特別講演『認知症は早期発見で予防できる』
 講演1『男性力アップ ケトジェニックダイエットってホントにいいの?』
 講演2『メンズヘルスとテストステロン2016に考えたこと』
 ランチョンセミナー『BPH/LUTSと動脈硬化: PDE5阻害薬と血管内皮機能』
 セッション1『腸内細菌とアンチエイジング』
 セッション2『エクササイズでアンチエイジング』
 セッション3『クルクミンパワー』

今年の特別講演は、NHK科学・環境番組部チーフディレクター青柳由則様による『認知症は早期発見で予防できる』。日本の医療・介護の現場が、今すぐに出来ること、すべきこととは何かについて熱くご講演いただきました。

また、ケトジェニックダイエット、腸内細菌、運動、機能性食品など、最新研究から予防医学など、興味深いトピックが続き、少人数の研究会ならでは、時々笑い声の聞こえるアットホームな雰囲気の会となりました。

本研究会ご参加いただいたことで、日々の研究や診療に役に立つ、また、ヒントとなる情報をお持ち帰りいただいていましたら、大変うれしく思います。

本研究会のプログラムは、毎年、会員の皆様のお声を反映し、今聞きたいトピックをプログラムに組み込んでいます。「こういった研究があるが、日頃の診療ではどのように活用できるか?」など、お聞きになれた講演、講師の先生方いらっしゃいましたら、ぜひ、研究会事務局までご連絡をください。

 会期 2015年12月13日(日)10:00〜17:00  
 会場 梅田スカイビルスペース36L(梅田)  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用)5単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 8,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 13,000円

第7回研究会パンフレットはこちら

第7回研究会プログラム詳細はこちら

第7回泌尿器抗加齢医学研究会 開催報告

 

12月20日に第7回泌尿器抗加齢医学研究会を開催いたしました。前回、第6回研究会を大阪で開催いたしましたが、大変多くの方にご参加いただき、関西地域での研究会開催の重要性を考え、今回も大阪、梅田スカイビルで開催いたしました。

前回、会場が満席となった反省点を踏まえ、30席ほど大きい会場を会場といたしましたが、それでも満席になるほどの大盛況!座長、ご講演いただきました先生方、ご参加いただきました会員の皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。

本研究会では、毎年「すぐに診療で使えるテクニック」 をコンセプトにプログラムを作成しておりますが、今年は、4つのセッションと3つの講演を企画いたしました。

<プログラム>
 特別講演『日本料理の神秘と可能性』
 講演『運動の予防医学』
 ランチョンセミナー『BPH/LUTS 〜PDE5阻害薬への期待〜』
 セッション1『機能性食品とアンチエイジング』
 セッション2『糖尿病のアンチエイジング』
 セッション3『アンチエイジング2016』
 セッション4『精子力の最先端』

プログラムの目玉の1つは、京都吉兆の徳岡邦夫様による特別講演。日本食の「うま味」に着目し、健康と美容に良い、と言われている日本食、そして、その豊かさについてご講演いただきました。会場からは、糖尿病食の献立をたてるに際し、満足度が上がるメニューを作成するため、うま味をどのように出せばよいのか?など、実践的な質問も上がっていました。

『アンチエイジング2016』では、メディアが注目するアンチエイジング研究として、最近の話題の総論の後、メタボエイジングとイムノエイジング(免疫老化)、腸内細菌の最新研究、運動の予防医学など、来年の第16回総会でも話題となるであろう、興味深いトピックが続きました。

もちろん、泌尿器分野の研究会として、『精子力の最先端』やメンズヘルスにおける『機能性食品』、毎年恒例、永井敦先生によるランチョンセミナーも大好評。少人数の研究会ならでは、時々笑い声の聞こえるアットホームな雰囲気の会となりました。

本研究会ご参加いただいたことで、日々の研究や診療に役に立つ、また、ヒントとなる情報をお持ち帰りいただいていましたら、大変うれしく思います。

本研究会のプログラムは、毎年、会員の皆様のお声を反映し、今聞きたいトピックをプログラムに組み込んでいます。「こういった研究があるが、日頃の診療ではどのように活用できるか?」など、お聞きになれた講演、講師の先生方いらっしゃいましたら、ぜひ、研究会事務局までご連絡をください。

 会期 2015年2月1日(日)10:00〜17:00  
 会場 梅田スカイビルE会議室  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用)5単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 8,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 13,000円

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第6回研究会プログラム詳細はこちら

第6回泌尿器抗加齢医学研究会 開催報告

今回で第6回目となる泌尿器抗加齢医学研究会を2月1日に開催いたしました。本研究会は東京、鎌倉、沖縄など、様々な地で行われてきましたが、初めての関西開催として、梅田スカイビルが会場となりました。23Fにある会議室は眺めが抜群。お天気にも恵まれ、明るい会場に140名もの講師・参加者の先生方にお越しいただきました。

今回の研究会では、「すぐに診療で使えるテクニック」 をコンセプトに、4つのパネルディスカッションと4つの講演を企画。講師の先生方には「明日からの診療にすぐに使える内容であること」に焦点を当てていただき、実践的な内容でご講演をしていただきました。

<プログラム>
 講演
   『エビデンスに基づくグッド・ダイエット』
   『EDにならないためのアンチエイジングメソッド』
   『自分自身の若がえり』
   『勃起機能を改善するサプリメント』
 パネルディスカッション
   『男のためのアンチエイジング診療の実際』
   『尿失禁治療最前線』
   『男のためのサプリメント教室』
   『タダラフィルのアンチエイジング効果』
    ※講演内容の詳細はこちらをご参照ください。
 

これまで、60名前後の少人数の参加者で行ってきた研究会ですが、今回は120席の座席が満席となり、残念ながら参加をお断りしなければいけない事態が発生しました。また、当日も、空席がほとんどない講演会場となりましたこと、ご参加の先生方には、大変窮屈なお席となり、改めてお詫び申し上げます。

日本抗加齢医学会の総会でも、男性医療に関する演題も増えており、泌尿器抗加齢医学研究会のこれまでの活動が実を結び、男性のアンチエイジング、健康に関する医療も注目されてきたと実感しています。

来年はより多くの方にご参加いただけるよう、広い会場を用意し、より一層面白いプログラムで参加者の先生をお迎えしたいと考えています。来年の開催が決定次第、本研究会ホームページにてご案内させていただきます。

 
 会期 2014年3月22日(土)  
 会場 万国津梁館(沖縄県名護市)  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用) 3単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 5,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 10,000円

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本研究会は、The 4th Congress of Asian Pacific Prostate Society(APPS:第4回アジア太平洋前立腺学会、2014年3月20日〜22日)と合同開催となります。
APPSにご参加いただくと、第5回泌尿器抗加齢医学研究会へも無料で参加が可能です。両学会共通の参加費に関する詳細、事前登録のご案内は、APPSホームページをご参照ください。

今年で5回目となる泌尿器抗加齢医学研究会の講習会を、3月22日(土)に開催いたしました。例年、泌尿器抗加齢医学研究会は東京での開催となっておりましたが、今年はAPPS 2014 と合同開催のため、沖縄県名護市の万国津梁館での開催となりました。

 

会場となった万国津梁館までは、那覇空港からバスで1時間半、羽田空港からは飛行機とバスの乗車時間だけでも5時間かかる地ではありますが、多くの先生方にご参加いただきました。本研究会でご講演いただきました先生方、また、ご参加いただきました会員の皆様、活発なご討議で本研究会を盛り上げていただきましたこと、心より御礼申し上げます。

今回の研究会では、第13回日本抗加齢医学会総会で人気のあったセッションから、獨協医科大学越谷病院泌尿器科主任教授、岡田弘先生の「精子力」、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科分子神経科学・統合生理学分野教授、櫻井武先生の「睡眠とアンチエイジング」を取り上げました。また、第3回研究会でご講演いただいた金沢医科大学医学部糖尿病・内分泌内科教授の古家大祐先生にも再度ご登場いただきました。AGE牧田クリニック院長の牧田善二先生には、様々な分野で注目を集めている「AGE」についてお話しいただき、イブニングセミナーでは三重大学大学院医学系研究科腎泌尿器外科学分野教授の杉村芳樹先生に前立腺の肥大症についてご講演いただきました。

 

沖縄の穏やかな空気の中、参加者の皆様はリラックスされながらご講演を聴講されており、非常にいい雰囲気の中、第5回泌尿器抗加齢医学研究会終えることができました。改めて、学会開催に際し、ご指導、お力添えをいただきました先生方、ご支援いただきました企業の皆様に深く御礼申し上げます。来年もたくさんの会員の皆様にご参加いただき、本研究会を盛り上げていただければ幸いです。

 
 会期 2012年9月2日(日)  
 会場 東京コンファレンスセンター品川  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位 3単位(受験・更新用)  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 5,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 10,000円

泌尿器抗加齢も、どんどん新しい知見が出てきています。決断のホルモン、テストステロンが脳にどう作用するのか、腎臓は酸化ストレスによりどう影 響を受けるのか、大変興味がある分野です。さらにロボット手術と前立腺癌診療の今後の変遷や、今話題のAGEなど盛りだくさんの内容でプログラムを作成し ました。ぜひ皆さんお集まりください。

第4回研究会パンフレット・申込用紙こちら
第4回研究会プログラム詳細はこちらこちら

 

去る9月2日(日)、東京コンファレンスセンター・品川で第4回泌尿器抗加齢医学研究会を開催しました。今年で4回目となる本研究会は、初めて午前中から会を開催させていただきました。本研究会でご講演いただきました先生方、また、ご参加いただきました会員の皆様、活発なご討議で本研究会を盛り上げていただきましたこと、心より御礼申し上げます。

研究会のスタートは、東京大学大学院/綜合文化研究科/広域科学専攻教授の川戸 佳先生。「脳とテストステロン」というテーマでご講演いただきました。脳内でテストステロンが合成され、しかも男性ホルモンが海馬で記憶力を改善する!最新の知見を発表いただきました。

続いて、よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長、奥井 伸雄先生より、「女性泌尿器科手術の現在」とし、尿失禁の最新手術について多数の患者のご経験を発表いただきました。

本会世話人の大山力先生(弘前大学大学院医学研究科泌尿器科学講座教授)には、「アンチエイジング時代の前立腺全摘除術-ロボット手術は期待に応えられるか-」をご講演いただきました。前立腺癌における多数の手術例の解析をご紹介いただき、高いQOLを企図したロボット手術の可能性について言及いただきました。

 

ランチョンセミナーには、公益社団法人生命科学振興会理事長の渡邊 昌先生にご登場いただきました。「大豆・イソフラボンによるがん予防の取り組み(前立腺がんも!)」とし、イソフラボンなどの抗酸化作用や発がん抑制効果について説明いただきました。さらに今後の健康長寿を見据えた統合医療の道についてご講演いただきました。

参加者アンケートで一番人気のあった講演は、山岸昌一先生(久留米大学医学部糖尿病性血管合併症病態・治療学講座教授)による「老けたくなければファーストフードを食べるな」。終末糖化産物AGEsが多くの食品に含まれ、過剰摂取による糖尿病や心血管疾患、癌、そして老化にいたるまでわかりやすいご講演をしていただきました。翌日から食生活の改善を期した参加者も多かったのではないでしょうか。

 

毎年講演をさせていただいている、世話人代表堀江 重郎先生(帝京大学医学部泌尿器科主任教授)からは、「男性医学2012」とし、最新の男性医学のトピックスをお話しさせていただきました。今年のメイントピックは、テストステロンの認知機能に対する作用の発見。ボケ防止にいよいよテストステロンという時代が来ました。さらにED治療 については、バイアグラだけでなく、衝撃波で血管を強化して治すことが可能になってきたことを報告いたしました。

最後に、東北大学大学院医学系研究科・腎・高血圧・内分泌学分野教授、伊藤 貞嘉先生に「酸化ストレスと腎臓」というテーマでお話しいただきました。「なぜ食塩は腎臓に悪いのか?」腎臓という神秘的な臓器の機能的なメカニズムと、食塩の取りすぎが酸化ストレスを生む、目からうろこのご講演でした。

第4回泌尿器抗加齢医学研究会開催に際しましては、会員の皆様、企業の皆様にご協力いただきました。ご支援、誠にありがとうございました。

現在、第5回泌尿器抗加齢医学研究会の企画を進めております。開催時期、場所、講演者等、ご意見がありましたら、是非、泌尿器抗加齢医学研究会事務局までお寄せください。来年もたくさんの会員の皆様にご参加いただき、是非、本研究会を盛り上げていただければ幸いです。

 
 会期 2011年7月3日(日)  
 会場 鎌倉プリンスホテル バンケットホール七里が浜  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位 3単位(受験・更新用)  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費(7月3日のみ) 5,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費(7月3日のみ)  10,000円
    学生参加費(7月3日のみ) 無料  

本研究会は、6th JAPAN-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging (6JACMHA)、第11回日本Men’s Health 医学会と合同開催となります。

合同開催会期:2011年6月30日(木)〜7月3日(日)
合同開催会場:建長寺・鎌倉プリンスホテル

泌尿器抗加齢医学研究会会員の皆様は、4日間すべてのプログラムに参加できる早期事前登録価格・会員割引価格「25,000円」で参加が可能です。早期登録の締め切りは4月30日ですので、お早めにお申し込みください。 全学会共通の参加費に関する詳細、事前登録のご案内は、6JACMHA ホームページをご参照ください。
ホームページ上の参加登録システムからのご登録、また、クレジットカード決済のみの受付となります。

7月3日の第3回泌尿器抗加齢医学研究会のみご参加希望の方は、下記申込み用紙をダウンロードしていただき、必要事項を記入後、事務局までFAX(03-5775-2076)でお申し込みください。 なお、学生参加登録の方は、必ず学生証のコピーもご送付ください。

第3回研究会パンフレット・申込用紙こちら (PDF:1.75MB)
プログラムの詳細はこちら (PDF:118KB)

去る7月3日(日)、鎌倉プリンスホテルで第3回泌尿器抗加齢医学研究会を開催しました。今年で3回目となる本研究会は、6th JAPAN-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging、第11回日本Men’s Health 医学会と合同開催となりました。都心から離れた鎌倉の七里ガ浜というリゾート地で、海に浮かぶヨットを眺められる会場に多数の先生方のご参加をいただくことができました。本研究会でご講演いただきました先生方、また、ご参加いただきました会員の皆様、活発なご討議で本研究会を盛り上げていただきましたこと、心より御礼申し上げます。

 

本研究会は例年通り、半日の講義形式の開催法とし、6名の先生方にご講演いただきました。 研究会のスタートは、金沢医科大学糖尿病・内分泌内科教授の古家大祐先生。「腎臓の若返りは可能か?」というテーマでご講演いただきました。近年、高齢化ならびに肥満患者の増加を背景とした慢性腎臓病を有する患者数の増加が臨床における問題の一つとなっています。古家教授からは、カロリー制限の視点から組織の若返りについてお話しいただきました。

続いて、三番町ごきげんクリニック院長の澤登雅一先生より、「ガン治療へのアンチエイジングアプローチ」とし、エピジェネティックなアプローチによるがんのコントロールについてご説明いただきました。

 

たびたびテレビでも話題にあがっている「LOH症候群」。加齢に伴う性腺機能低下、late onset hypogonadismを縮めたLOH 症候群という新しい疾患概念は、最近世間でも認識されるようになってきました。本会世話人代表、堀江重郎先生(帝京大学医学部泌尿器科主任教授)からは、テストステロンの生理作用とLOH症候群の疫学・診断・治療について報告がありました。

参加者アンケートで一番人気のあった講演は、本会世話人永井敦先生(川崎医科大学泌尿器科学教室教授)による「オトコのメンテナンス〜しゃせいの勧め〜」。習慣的に射精することは、血管の健康維持につながる可能性があるのでは?と、永井先生。先生のデータや文献をもとに考察、射精が男性性機能のメンテナンスに有用であることを示していただきました。

山下理絵先生(湘南鎌倉総合病院形成外科・美容外科部長)には、これまでの本研究会とは違った角度から「オトコの見た目のアンチエイジング」として、たくさんの症例報告とともにご講演いただきました。しみ治療の実際としてレーザーとIPLについて、あざやいぼ治療、ボトックス治療、たるみの治療、最後には毛治療まで、幅広くご説明いただきました。

最後に、慶應義塾大学漢方医学診療部長・准教授の渡辺 賢治先生より「オトコの漢方」というテーマでお話しいただきました。前立腺肥大に伴う夜間尿、男性更年期に伴う動悸など、男性の味方である漢方。渡辺先生からは、具体的な症例をご提示いただき、1つ1つ丁寧にご説明いただきました。

6th JAPAN-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging、第11回日本Men’s Health 医学会、第3回泌尿器抗加齢医学研究会の開催された4日間で、250名を超える参加者がありました。改めて、学会開催に際し、ご指導、お力添えをいただきました先生方、ご支援頂きました企業の皆様に深く御礼申し上げます。

なお、現在、第4回泌尿器抗加齢医学研究会の企画を進めております。開催時期、場所、講演者等、ご意見がありましたら、是非、泌尿器抗加齢医学研究会事務局までお寄せください。来年もたくさんの会員の皆様にご参加いただき、是非、本研究会を盛り上げていただければ幸いです。

 
 会期 2010年11月28日(日)  
 会場 時事通信ホール  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位 3単位 (受験・更新用)  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費(11月28日のみ) 5,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費(11月28日のみ) 10,000円
    Men's Health Week 合同参加費(11月26日〜28日) 10,000円
    学生参加費(11月28日のみ) 無料  

本研究会は、「Men's Health Week 2010」内での開催であり、第10回日本Men's Health 医学会、第1回テストステロン研究会と合同開催となります。合同大会の会期は2010年11月26日(金)〜28日(日)です。
泌尿器抗加齢医学研究会会員の皆様は、会員特別価格で参加が可能です。
Men's Health Week 2010全体のプログラムは学会HPをご覧ください。

第2回研究会パンフレットはこちら (PDF:785KB)
プログラムの詳細はこちら (PDF:118KB)

去る11月28日(日)、時事通信ホールで第2回泌尿器抗加齢医学研究会を開催しました。第2回研究会は、Men’s Heath Week 2010(11月26日〜28日)の主催団体の1つとして、第10回日本Men’s Health 医学会、第1回テストステロン研究会と合同開催をしました。会期3日間、最終日午後の研究会ではありましたが、日本Men’s Health 医学会、テストステロン研究会の参加者の皆様にも引き続きご参加いただき、参加者数は予想を上回る100名以上、大変な盛り上がりとなりました。本研究会でご講演いただきました先生方、また、ご参加いただきました会員の皆様、活発なご討議で本研究会を盛り上げていただきましたこと、心より御礼申し上げます。

本研究会は昨年に引き続き、半日の講義形式の開催法とし、6名の先生方にご講演いただきました。

研究会のスタートは、東京医科歯科大学の小川佳宏先生による「メタボリックシンドロームと自然炎症」。今、メタボリックシンドロームの基盤病態として、慢性炎症が注目されています。肥満の脂肪組織における「脂肪組織リモデリング」に焦点を当て、内因性リガンドである飽和脂肪酸と病原体センサーTLR4から構成される「自然炎症」に関する最新の知見を解説いただきました。

次に、日本性科学会理事長大川玲子先生より、「泌尿器・性機能のウィメンズヘルス」をご講演いただきました。女性の性機能・性反応について、また、女性の性機能障害について詳しく、分かりやすくご説明いただきました。ウィメンズヘルスに関する講義は本研究会では初めてですが、参加者は大川先生の講義に集中し、熱心に学ばれていました。

テストステロン研究会の世話人でもある徳島大学の安井敏之先生からは、「閉経後の女性はなぜ元気か?」というテーマでご講演いただきました。ご年配の女性はとても活動的。年に何度も旅行に行ったり、韓流スターの追っかけをしたり、「なぜ男性より元気なのか?」という世話人会での話題から実現した講演です。

女性は男性よりも長生きである理由の一つに、性ステロイドホルモンの影響が挙げられ、女性が閉経後も元気でいられるのはホルモンの影響によるところが大きい。安井先生からは、様々な角度から「閉経後の女性がなぜ元気か?」という疑問に対し、お答えいただきました。

泌尿器領域において、加齢に伴う排尿障害は一般的な病態であり、症状症候群である下部尿路症状(LUTS)として様々に検討されています。旭川医科大学の松本成史先生からは、テーマを「排尿と酸化ストレス」として、膀胱血流の変化とそれに伴う膀胱機能との関連、特に膀胱血流低下(膀胱虚血)、それに随伴する再灌流による酸化ストレス障害を中心に、排尿についてご報告いただきました。

日本におけるキレーション治療の第一人者、満尾正先生からは、「ホルモン補充療法を始めよう〜DHEAの効能について〜」をご講演いただきました。

テストステロンの前駆体であるだけでなく女性ホルモンの原料ともなる性ホルモンの要DHEA(Dehydroepiandrosterone)。加齢と共に体内産生量が減少する傾向にあるDHEAを補充することによってどのような効果があるか、丁寧にご説明いただきました。

 

最後に、本研究会代表世話人、またMen’s Health Week 2010の代表でもある、堀江重郎より、「PDE5阻害薬の裏ワザ」として学会3日間、最後の講演をいたしました。
ED治療の要であるPDE5阻害薬。このPDE5阻害薬は強い抗酸化作用を持ち、血管内皮機能をたかめることが最近明らかになってきました。最強の「サプリメント」ともいえるPDE5阻害薬の優れた「裏ワザ」をご紹介いたしました。

Men’s Heath Week 2010は、3日間延べ人数300名程の参加者があり、日本Men’s Health 医学会としても過去最大規模の学会となりました。 第2回泌尿器抗加齢医学研究会、また、Men’s Health Week 2010開催に際し、ご指導、お力添えをいただきました先生方、ご支援頂きました企業の皆様に深く御礼申し上げます。

来年の第3回泌尿器抗加齢医学研究会は、6th JAPAN-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging、第11回日本Men’s Health医学会と合同開催となり、2011年6月30日(木)〜7月3日(日)に鎌倉の建長寺で開催いたします。来年もたくさんの会員の皆様にご参加いただき、是非、本研究会を盛り上げていただければ幸いです。

 
 
 会期 2009年5月30日(土)
 会場 TOC有明
 プログラム   (PDF:76KB)

5月30日(土)、第9回総会の次の日、TOC有明にて第1回泌尿器抗加齢医学研究会を開催いたしました。予想を超えるたくさんの方にご参加いただき、活発なディスカッションが繰り広げられました。

本年は第1回目の研究会として、しっかりアンチエイジングの基礎を学んでいただくため、学会から4名の講師をお招きしご講演いただきました。

「アンチエイジング入門」として副理事長・坪田一男先生にカロリー制限(カロリス)と抗酸化について、理事・斎藤一郎先生には「再生医療とアンチエイジング」として、ステムセルエイジングと酸化ストレスにつきご講演いただきました。 理事長・吉川敏一先生には「機能性食品の評価」のご講演をお願いし、機能性食品を評価するための新しい研究・予防手法と最近の成績をご説明いただきました。 理事・渡邊昌先生からは、「糖尿病合併症予防に低たんぱく食を」として、低たんぱく食をめぐる現状をご講演いただきました。

 
アンチエイジングの基礎講義後、本会代表世話人堀江重郎より「泌尿器と酸化ストレス」、酸化ストレスの泌尿器への影響として、酸化ストレスに対する介入のエビデンスについて、薬剤やサプリメント、ライフスタイルについての講演、また、松岡啓先生からは「アンチエイジング手術としてのHoLEP」として、排尿障害を改善させるHoLEPをアンチエイジング手術としてご説明いただきました。

泌尿器は酸化ストレスの影響を受けやすい、このためアンチエイジング介入が必要な臓器群です。特にED、排尿障害、前立腺癌、低テストステロン血症による男性更年期障害は罹患者が極めて多く、かつさらに増加している疾患といえます。今後は年1回のペースでアンチエイジング医学の最先端の情報を取り入れながら、泌尿器領域のアンチエイジングについて研鑽を深める場にしたいと考えております。

本研究会開催に際しましては、多くの先生方、企業の方にご協力をいただきました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。